福祉施設5カ所に物品寄贈 県生保協会
一般社団法人生命保険協会和歌山県協会(会長=山中斉住友生命和歌山支社長)は10月31日、県内5カ所の福祉施設に車いすや健康器具、介護用品などの物品を寄贈し、和歌山市小松原通の県民文化会館で寄贈式を行った。
県協会加盟の生命保険会社18社の従業員から集めた「わかやま生保協会たすけあい募金」を財源とする取り組み。1990年から毎年実施し、今回で34回目、寄贈先は延べ218施設。寄贈先は県を通じて決定し、物品は各施設の希望に応じて10万円相当を決めている。
今回の寄贈先は、生活介護事業所あい・らんど(和歌山市)、放課後等デイサービス青空(紀の川市)、ケアハウス幸楽の里アネックス(橋本市)、ケアハウスヴィラ桜(岩出市)、ケアハウスはまゆう園(新宮市)の5施設。
寄贈式では、山中会長が各施設の代表に目録を手渡し、「寄贈が施設利用者のお役に立てば、この上ない喜び。和歌山における安心できる地域社会づくりの一助になればうれしい」とあいさつした。
寄贈を受けた施設を代表し、生活介護事業所あい・らんどの津井田大衣所長は「希望物品を最大限生かし、より良い利用者支援につなげていけるよう、職員一同尽力していきたい」と謝辞を述べた。