福祉に献身的な貢献 県の白梅賞に11人

和歌山県内で社会福祉に献身的に活動し、顕著な業績で他の模範となる人を県が表彰する2023年度「白梅賞」の受賞者11人が決まり、10日に県庁で授与式が行われた。

1973年に制定され、51回目の今回を含むこれまでの受賞者は420人。

表彰式では、岸本周平知事が受賞者に賞状と記念のメダルを贈り、「これまでの献身的な尽力に敬意を表する。卓越した見識をお持ちの皆さまには、今後も社会福祉のリーダーとして、お力添えをお願いしたい」と式辞。濱口太史県議会議長ら来賓が祝福した。

受賞者を代表し、しらゆり保育園(岩出市)の亀岡加津美園長は「これからも社会福祉の向上に、なお一層の努力を重ねていく」と謝辞を述べた。

本年度の受賞者は次の皆さん(かっこ内は市町村、勤務先、職種の順)。

稲垣博敏(和歌山市、つわぶき会つわぶき授産工場、サービス管理責任者)

宇治田育子(和歌山市、虎伏学園児童養護施設つつじが丘学舎、保育士)

岡本国子(古座川町、高瀬会老人保健施設あじさい苑、介護主任)

小栗旬子(岩出市、和歌山つくし会つくし医療・福祉センター、保育士)

亀岡加津美(岩出市、しらゆり福祉会しらゆり保育園、園長)

栗原明子(和歌山市、和歌山市社会福祉協議会、事務職)

西冨士代(和歌山市、親和園地域密着型介護老人福祉施設第五親和園、介護福祉士)

西角礼子(古座川町、高瀬会グループホームもみの樹、介護職員)

西口和美(和歌山市、和歌山社会事業協会城北保育所、保育士)

松本聡子(上富田町、県福祉事業団牟婁さくら園、看護師)

深山ひとみ(九度山町、九度山町社会福祉協議会、事務職)

白梅賞を受賞した皆さん

白梅賞を受賞した皆さん