和歌山南LC 寒川・戸田奨学会に寄付
和歌山南ライオンズクラブ(LC、梅本厚会長)は23日、公益財団法人寒川・戸田奨学会(和歌山市雑賀屋町、尾原寛治代表理事)に24万円を寄付した。
同奨学会は、県議や衆院議員などを務めた同市の故・松本眞一さん(1892―1977)が私財を投じて設立。ひとり親家庭などで育ち、勉学に意欲を持ちながら、家庭の事情で授業料以外の学費の支払いが困難な県内の高校生を対象に、年間3人に奨学金を貸与している。
寄贈は同LCのチャーターナイト48周年記念例会の席で行われ、梅本会長が尾原代表理事に寄付金を手渡した。
同クラブによると、同奨学会への寄付は20年以上続いているという。
尾原代表理事は「われわれは『心は日本一』と自負していますが、『日本一小さい』と言ってもよいほどの奨学会」とした上で、「継続したご芳情のおかげで、より多くの奨学生に支援ができ、大変ありがたい。和歌山南ライオンズクラブの皆さまは私たちの活動に不可欠な存在で、心強い励ましとなっています」と話していた。