憩いの城にベンチ贈る 和歌山東RCが65周年

和歌山東ロータリークラブ(RC、佐藤義記会長)は、創立65周年記念事業の一環で和歌山城公園(和歌山市)にベンチ5基を寄贈した。24日、二の丸広場で目録と感謝状の贈呈式があり、同RCと市の関係者が設置を喜び合った。

同RCは来年2月で創立65周年を迎える。以前も和歌山城公園動物園に記念撮影用の顔出しパネルを寄贈したことがあり、今回も市のシンボルである城を訪れる市民や観光客に役立つものをと、ベンチの寄贈を決定。ベンチは樹脂製の抗菌仕様となっており、二の丸広場に4基、天守閣前広場に1基を設置した。

贈呈式では、佐藤会長が尾花正啓市長に目録を手渡し、尾花市長は佐藤会長に感謝状を手渡した。

佐藤会長は「今回のベンチが市民や観光客の一助になれば幸い。末永く愛用いただけたらと思う」と話した。

尾花市長は、インバウンドの回復や、和歌山城が来年開催の全国「みどりの愛護」のつどいの会場となることにふれ、「大勢の人に和歌山城に親しんでもらいたい。ベンチを通じて、さらに憩いの場になってほしい」と期待した。

 

寄贈されたベンチに座る尾花市長㊧、佐藤会長と和歌山東RCの皆さん