県内インフル警報 基準値超で流行拡大注意
和歌山県内のインフルエンザの発生が警報の基準値を超え、本格的な流行に入った。
県健康推進課によると、県内のインフルエンザ定点(49医療機関)からの患者報告数が4~10日の週で平均30・37人となり、警報基準値(1機関当たり30人)を上回った。
本紙エリア内各保健所管内の同週の患者報告数の平均は、和歌山市が33人、海南が41・67人、岩出が30・50人。県内保健所別で最も多いのは田辺の46人となっている。
同課は、さらに流行が拡大し、長期間持続することも考えられるとし、ワクチンの接種、マスク着用などの咳エチケットの励行、こまめな手洗いや換気、適切な湿度を保つこと、健康管理に努めることなどの感染防止対策を呼びかけている。