着物姿でライトパレード 散策を楽しむ会

きもの文化普及協会(植野千惠子会長)は22日、和歌山市のけやき大通りで「着物で歩こうかい」を開いた。

ことしから始まった、和歌山駅から和歌山城までのけやき大通りをイルミネーションで彩る「けやきライトパレード」を着物姿で楽しむもの。同協会は昨年10月、着物愛好家や着付け教室を行っていた着付けの指導者が集まり、日本伝統の着物文化を普及させようと、和歌山市で発足した。

午後6時、和歌山城ホール前にクリスマスをイメージした着物姿の同会員や着物好きな人たち約20人が集合。尺八が趣味という会員が、一緒に歩く園児のためにクリスマスソングを演奏し、「春よ、来い」も奏でられ、和やかな雰囲気の中、イルミネーションがともるけやき大通りを会話を楽しみながら歩いた。

同会の正路真弓さんは「まちの活性化の一助になれば。初の試みでしたが、今後も着物好きの皆さんと歩きたいと思います」と話した。

イルミネーションを楽しむ参加者の皆さん(同協会提供)

イルミネーションを楽しむ参加者の皆さん(同協会提供)