市民図書館に車いす 近畿在宅介護協が寄贈

NPO法人近畿在宅介護協会(和歌山市吉礼、小川哲志理事長)は26日、和歌山市に車いす3台を寄贈した。

同NPOは、訪問介護事業やデイサービス、シニア向けパソコン教室などを展開。教室を開く市内のコミュニティセンターなどの会場、送迎ボランティアの車両などに募金箱を設置し、寄せられた善意で市に寄贈する活動を続けている。

車いすと歩行補助器の寄贈は計53台となり、今回の3台は市民図書館本館(屏風丁)と西分館(松江)で活用される。

贈呈式は市役所市長室で行われ、同NPOの小川理事長や職員、パソコン教室の講師らが訪問し、松本哲郎市議が同席。小川理事長は尾花正啓市長に目録を手渡し、尾花市長は感謝状を贈った。

尾花市長は「和歌山の介護の分野を支え、車いすを寄贈いただき、本当にありがたい」と感謝。小川理事長は「皆さんのおかげで長く寄贈を続けられている。今後も必要なところに使っていただければ」と話していた。

 

寄贈の車いすの前で小川理事長㊨と尾花市長