5代目龍宮乙姫役を募集 紀三井寺の千日詣

和歌山市の西国三十三所の第2番札所・紀三井寺では、8月9日に同寺で行われる千日詣(まいり)のフィナーレを飾る伝説再現パレード「龍宮乙姫龍灯献上行脚」の龍宮乙姫役を募集している。締め切りは4月19日(必着)。

伝説によると、約1250年前、唐から日本に渡り、紀三井寺を開いた為光上人が大般若経を写経した際、乙姫が現れて観音霊場の建立を喜び、毎年8月9日に、龍宮から海の中でも消えない龍灯を献上しに訪れると話したという。以来、この日は一日の参詣で千日分の功徳が得られるという特別な日となり、「千日詣」として現在も多くの人々が参拝に訪れている。

応募資格は15歳(高校生)から25歳までの女性で県内外問わず海外からも応募可能。未成年者は保護者の同意が必要。計6回(予定)のリハーサルとレッスンに参加できること。

1次審査は書類審査、5月26日に同市で面接や特技披露の2次審査がある。

応募は、LINE公式アカウントから。詳細は紀三井寺・龍宮乙姫伝説実行委員会の上野さん(℡080・4240・7470)。

昨年の龍宮乙姫龍灯献上行脚の様子

昨年の龍宮乙姫龍灯献上行脚の様子