原田波人さん「万燈籠」 発売記念ライブ
和歌山市出身の歌手・原田波人さん(21)が6日、ニューシングル「万燈籠」をリリースした。女心をテーマにした初の演歌に挑戦した一枚で、ふるさとでの発売記念ミニライブが15日午後6時から、同市美園町のJR和歌山駅地下「わかちか広場」で開かれる。
原田さんは祖父の影響で4歳から演歌を歌い始め、数々のカラオケ大会で大好きな歌を披露。2016年、14歳の時には「NHKのど自慢」和歌山大会でチャンピオンを獲得し、17年にはグランドチャンピオン大会にも進出。プロの道を歩むことを決心し、19年3月には日本クラウン新人オーディションで準グランプリに輝き、22年1月に『永遠の一秒(Stretched love)』で歌手デビューを果たした。
〝ぽぽクン〟の愛称で親しまれ、ピュアな歌声で「演歌Z世代」の旗頭として活躍しながら、ふるさと和歌山市の観光発信人も務める。昨年はつんく♂が作詞・作曲を手掛けた「純情ホトトギス」を発表し、愛らしい振り付けとダンスでファンを魅了した。
今回の「万燈籠」は5枚目のシングルとなり、女心をテーマにした初の演歌への挑戦でファンの期待を集める。原田さんは、演歌を好きになったきっかけが女歌であり、デビュー前は女性の曲ばかりを歌っていたことなどから、「最初の演歌は女歌を届けたい」と語っている。
作詞は新鋭の北爪葵、作曲は大谷明裕の書き下ろしで、カップリングはシンガー・ソングライター木村竜蔵の作品「海風塔」。定価1500円(税込み)。
ミニライブは観覧無料だが、「万燈籠」の購入者が優先となる。
当日、会場で対象関連商品を購入した人は特典券がもらえ、枚数に応じてサイン色紙や私物へのサイン、原田さんとのツーショット撮影などの特典が受けられる。