明るい声と笑顔忘れず オークワで入社式
スーパー大手の㈱オークワ(和歌山市中島)は30日、本社隣の教育研修センターで入社式を行い、70人が新年度を前に一足早い新社会人のスタートを切った。
同社は1府7県に152店舗を展開し、創業から65周年を迎えた。式では、大桑弘嗣代表取締役社長が「皆さん一人ひとりが当社にとってかけがえのない財産」とメッセージ。「お客さまへの感謝の気持ちを忘れず、周囲の人から愛される社員となってくれることを期待します。共にオークワの未来を切り開いていきましょう」と呼び掛けた。
先輩社員を代表して、スーパーセンターオークワ有田川店の武内聡史さんが歓迎と激励の言葉を贈り、新入社員代表で静岡県浜松市出身の青野歌穂さんが力強く抱負。大学で食と農業を中心に学びを深め、フードシステムに関心を持ったという青野さんは「食事は心が温まる大切な時間。お客さま一人ひとりのお食事、そのためのお買い物の時間が、笑顔があふれ、より幸せなものになるよう力を尽くしたい。明るい声と笑顔、フレンドリーサービスの精神を忘れず、お客さまに喜んでいただけるよう精進してまいります」と笑顔で決意を述べた。
新入社員は2カ月間にわたって座学や店舗実習などの研修を受けた後、6月2日に各店舗に配属されるという。