西和佐、雑賀、貴志がV 和歌山市学童野球3支部大会
和歌山市軟式野球連盟学童部の3支部大会は19日、それぞれの会場で決勝が行われた。息詰まる投手戦となった東支部は1―1で迎えた最終回、西和佐が1死満塁からサヨナラ死球で、小倉を破り昭和63年以来23年ぶりの優勝を飾った。西支部は試合巧者の雑賀が攻守にそつなく3―1で雄湊を下し、北支部は全日本都市対抗で日本一に輝いた貴志が5―0で紀伊に快勝した。雑賀、貴志は春の新人大会に続き連覇を達成した。しんぽう写真館はこちらから
【東部地区防犯・交通安全大会】せせらぎ球場他
◇A級決勝
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
小倉 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
西和佐 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1x | 2 |
◇B級決勝
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 計 |
中之島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
小倉 | 2 | 5 | 0 | 0 | X | 7 |
◇C級決勝
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 計 |
新南大新 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 |
三田 | 6 | 1 | 2 | 1 | X | 10 |
西和佐・森本、小倉・野村の両先発投手の好投で、0―0のまま終盤にもつれ込んだ試合は6回裏、西和佐が2死満塁と攻め、大谷が左中間へ適時打を放ち、待望の先制点を挙げた。最終回、粘る小倉に同点をされたが、その裏、1死満塁から小栗が死球を受け、押し出しで2―1のサヨナラ勝ち。
2打席連続で死球を受けたが、いずれも得点に絡んだ森主将は「痛かったけど、優勝できて良かった。みんなの全力プレーが勝利を呼んだ」とニッコリ
《西和佐》監督=森本幹生▽主将=森紀智▽選手=森本季幹、紀川竜一、茂内恒太、芝本陽由我、小栗洋紀、大谷拓巳、木村悠雅、加山達也、レ・トゥンティン、林大智、森本昂幹、駒木根凪、福永直生、平床大騎、松尾朋也
《小倉》監督=毛利直紀▽主将=井上智博▽選手=野村優太、森松福人、辻海人、松下晴紀、山本大地、山本浩司、安藝叡翔、中田凱士、中彌一輝、小伏啓太
【試合結果】
《A級》2回戦=新南大新6―0宮北▽西和佐3―0山東▽小倉4―3岡崎▽四箇郷7―6中之島◇準決勝=西和佐4―2新南大新▽小倉1―0四箇郷
《C級》準決勝=新南大新22―1四箇郷Ⅱ▽三田10―0四箇郷Ⅰ
【和歌山南ロータリークラブ旗争奪西支部大会】雑賀球場他
◇A級決勝
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
雑賀 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 |
雄湊 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
◇C級決勝
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
宮前 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 4 | 10 |
名草 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
雑賀は初回、3連続四球で無死満塁とし、矢川が遊撃手の後方に落ちる適時打を放ち先制した。4回には相手内野失策で加点し、6回には1死2塁の好機に水軒が中越えに運び追加点を奪った。投げては、田尻、吉田の継投で雄湊の反撃を1点に抑えた。
山本主将は「次の大会では自分たちの野球ができるようにしたい」と話していた。
《雑賀》監督=平一宏▽主将=山本凌我▽選手=奥誠也、坂下菊穂、矢川亮、大仲海人、松田弦大、吉田龍生、真野丈瑠、水軒龍喜、辻波輝、田尻航大、阿部亘輝、橋本宗士
《雄湊》監督=和田好史▽主将=吉田将吾▽選手=森香央理、徳永恒春、松本悠志、栗生悟志、岩橋誠也、鈴木康平、土橋凜、山中圭、西口勝也、井口泰宏、印南優斗、瓦隆太郎
【試合結果】
《A級》準決勝=雑賀8―1砂山▽雄湊2―2名草(雄湊の抽選勝ち)《C級》準決勝=名草7―5和歌浦▽宮前13―1砂山
【交通安全推進大会・北支部強化大会】北島球場B他
◇A級決勝
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
貴志 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 5 |
紀伊 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
◇B級決勝
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 |
西脇 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 2 | 6 |
木本 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
◇C級決勝
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
貴志Ⅰ | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 |
紀伊 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
貴志の先発中川は、コースを突いた投球で紀伊打線を圧倒。1安打完封でチームの勝利に貢献した。打線は初回、相手失策で出た走者を3塁に置き、中川の内野安打で先制。5回には、2死2塁から竹田の適時打で追加点を奪い、7回にも加点。投打が噛み合い、優勝を勝ち取った。
中川主将は「点を取ってくれたから楽に投げられた。秋の大会も優勝を狙う」と意気込んだ。
《貴志》監督=西田嘉平▽主将=中川虎大▽選手=奥楓人、竹田光希、稲垣朋弥、樋尻航輝、石井悠斗、湯川祥吾、甘木海真、宮本優衣哉、栗本裕矢、笠原健人、高橋龍生
《紀伊》監督=久保孝一▽主将=浅香孝至▽選手=村上修斗、中村考佑、井上竜汰、田井魁人、島田徹平、山崎裕史、鳥居大晃、北川樹、上野山大智、雑賀伸、山川智瑠、田井誠人、中筋航、稲山幹也、西川恭平
【試合結果】
《A級》2回戦=紀伊9―0楠見東▽八幡台4―3西脇▽木本5―2直川▽貴志3―0野崎西◇準決勝=紀伊5―3八幡台▽貴志8―0木本《B級》リーグ戦=八幡台12―4松江▽木本6―4貴志▽貴志6―1楠見▽西脇6―3八幡台▽西脇1―0松江《C級》2回戦=山口8―4楠見▽紀伊4―1野崎西▽貴志Ⅰ9―0木本▽西脇10―0八幡台◇準決勝=紀伊10―3山口▽貴志Ⅰ5―3西脇