山東省の若手書家来和 和歌浦で友好作品展

和歌山県と中国・山東省の友好提携40周年を記念し、同省の若手書道家、篆刻家の作品を集めた展覧会「海岱俊峰」が29日午前9~11時、和歌山市和歌浦南の和歌の浦アート・キューブで開かれる。同省文学芸術界連合会、同省書道家協会(王瑞会長)が主催、県日中友好協会(中拓哉会長)が後援。

山東省は「書聖」とたたえられる4世紀の書家、王羲之の故郷。同省書道家協会は「海岱俊峰」をテーマに、省内の新進気鋭の書道家、篆刻家を、研究会や展覧会、成果の出版を通じて発信するプロジェクトを展開している。

今回の展覧会には記念の作品が出品され、6人の書道家が来場し、和歌山との友情や交流を深める機会とする。

午前10時からは式典があり、王会長や中会長が出席し、書道のライブパフォーマンスによる交流も行われる。