誰もが多様な生き方を ジェンダー平等を啓発
男女共同参画週間(23~29日)の取り組みで和歌山県は27日、和歌山市のJR和歌山駅西口前で街頭啓発を行い、ジェンダー平等社会の実現に向けて、県民一人ひとりに考えてもらうよう呼びかけた。
同週間は内閣府が主唱するもので、「男女共同参画社会基本法」の公布・施行日の23日にちなんで実施している。
県は、ジェンダーにかかわらず誰もが多様な生き方ができる社会を目指し、自分らしく生きる上での困り事や悩みに対する相談窓口を設けるなどの活動を推進している。
街頭啓発には、県多様な生き方支援課の職員や人権擁護委員ら12人が参加。「みんなが輝くジェンダー平等社会へ」の文字と県PRキャラクター「きいちゃん」がデザインされたハンドタオル、クリアポーチなどの啓発グッズ500セットを用意し、駅利用者らに手渡した。
同課は「男女だけでなく、多様な性の人も含め、皆が個性と能力を生かせるジェンダー平等社会の実現に向け、県民一人ひとりに取り組みを意識してもらいたい」と話している。
![啓発グッズを手渡す参加者㊨](https://www.wakayamashimpo.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/06/24062904.jpg)
啓発グッズを手渡す参加者㊨
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