台湾地震の復興へ 和歌山市友好議連が義援金
台湾東部沖地震の被災地、被災者を支援するため、日台友好和歌山市議会議員連盟が義援金40万円を台湾に贈った。
同議連は2010年の発足以来、市議38人全員が参加し、台湾各地との友好関係を促進する活動を継続。市議会として高雄市、台南市の両議会と友好交流に関する覚書を締結しているのをはじめ、和歌山市と台湾の小学生による美術作品の合同展覧会を開催するなど、未来を担う世代にも交流を広げてきた。
同議連の遠藤富士雄会長と井上直樹幹事長は、台湾の総領事館級の外交機構に当たる台北駐大阪経済文化弁事処(大阪市北区)を訪問し、義援金の目録を洪英傑処長に手渡した。
訪問に際しては、水のろ過装置の製造販売などを手掛けるローレル㈱(和歌山市谷)も同議連に賛同し、義援金10万円を託した。
洪処長からは感謝の言葉があり、遠藤会長は「能登半島地震に対しても、台湾はすぐに支援に動いてくださり、感謝の気持ちを伝えたかった。被災地の一日も早い復旧、復興に少しでも役立ててもらえたらありがたい」と話した。