本間氏が立候補を表明 衆院選和歌山2区

県庁で会見する本間氏
県庁で会見する本間氏

次期衆院選の和歌山新2区に政治団体代表の無所属新人本間奈々氏(55)=田辺市=が19日、立候補を表明した。

本間氏は福岡県生まれ、早稲田大学法学部卒業、旧自治省の職員などを経て札幌市長選に出馬。2021年10月の衆院選和歌山3区と22年7月の参院選全国比例には新党くにもり代表として立候補し、同年11月の和歌山県知事選には無所属で出馬した。現在は和歌山の未来をつくる会代表。県庁での会見では、自民党の政治資金問題や政治家の世襲を批判し、「親中、媚中の二階(俊博)さんが政治を大きくゆがめている。政治資金問題ではほとんどおとがめなしで、それを息子が引き継ぐのでは道理に合わない」などと、前回の衆院選に引き続き「打倒二階」を掲げ、「腐敗した政治を変えるため、私が保守の新たな選択肢になる」と話した。政策には食料自給率アップやメガソーラー反対などを掲げた。

2区にはこの他、共産党新人の楠本文郎氏(70)、自民党新人の二階伸康氏(46)、無所属新人の小西彦治氏(52)も立候補を予定しており、本間氏が4人目の名乗りとなった。