城ホール等青く点灯 23日手話言語の国際デー

国連が定める「手話言語の国際デー」の23日の日没から午後10時まで、一般社団法人全日本ろうあ連盟国際委員会は、和歌山市の和歌山城ホールと市堀川に架かる中橋を青にライトアップする。

同記念日は2017年12月19日に国連総会で決議され、「手話言語が音声言語と対等であることを認め、ろう者の人権が完全に保障されるよう国連加盟国社会全体で手話言語についての意識を高める手段を講じることを促進する」とされている。毎年テーマが決められており、ことしは「手話言語の権利を主張しよう!」となっている。

和歌山市は16年に市手話言語条例を制定し、手話が言語であるとの認識に基づき、手話の普及などを通じて、ろう者とろう者以外の人が共生できる地域社会の実現に取り組んでおり、ライトアップに協力する。

当日の午後3~5時には、和歌山城ホール前でミニ手話講座も開かれる予定となっている。