夜間のにぎわい創出 10月から「市掘川夜市」

「市堀川夜市」が開かれる京橋親水公園
「市堀川夜市」が開かれる京橋親水公園

和歌山市の夜間の魅力向上、にぎわい創出に向け、㈱紀州まちづくり舎は10月1日から、さまざまな屋台が集まる「市堀川夜市」を同市福町の京橋親水公園で開く。

まちのにぎわいや人々の交流の場として、日常に溶け込んだ「屋台がある水辺の風景」をつくる取り組み。オープンスペースの公園として市が2021年度に整備した同公園を活用し、市中心部のナイトタイムエコノミーの活性化、国慶節を迎える中国をはじめとするインバウンド需要による商業振興、まちなかの回遊性向上などへの寄与が期待される。

唐揚げ、焼き鳥、ピザ、タイ料理、おでん、日本酒などさまざまな飲食の屋台が出店し、毎日午後5時から10時まで楽しめる。

初日はオープニングイベントを開催。午後6時から、市の「かわまちづくり」の近況について市と県の職員が話し、市民と意見交換をする「かわまちづくりPRトーク」があり、6時半からは、夜市のスタートを祝い、「日本酒で乾杯」を行う。

屋台のフードやドリンクを船上で楽しむ屋形船は5時、6時半、7時半、8時半から運航。料金は大人(中学生以上)1500円、小人500円、3歳未満無料。サーフボードの上に立ち、パドルでこいで移動するウオータースポーツ「SUP(スタンドアップパドルボード)」の体験もある。料金は1000円。

常設店の店休日やチャレンジ枠にスポット出店する「チャレンジ出店」も募集中。各店舗の出店日、チャレンジ出店の詳細などはホームページに掲載している。

問い合わせは紀州まちづくり舎(℡073・425・8583)。