2区は7陣営乱立か 県内2小選挙区説明会

1区に5、2区に7陣営が出席した立候補予定者説明会
1区に5、2区に7陣営が出席した立候補予定者説明会

15日公示、27日投開票予定の衆院選が迫る中、和歌山県選挙管理委員会は8日、県内2小選挙区の立候補予定者説明会を和歌山市の県民文化会館で開いた。

県内の小選挙区は区割りの見直しにより従来の3から2に減少。新和歌山1区は和歌山市、岩出市、紀の川市の3市、新和歌山2区はその他の県内27市町村が選挙区となる。

説明会の出席陣営は、1区が日本維新の会現職の林佑美氏(43)、自民党新人で元和歌山市議の山本大地氏(33)、立憲民主党新人でコンサルティング会社経営の村上賀厚氏(65)、共産党新人で元和歌山市議の井本有一氏(58)、参政党新人で食品販売店経営の林元将崇氏(26)の予想された5陣営。

2区は、すでに立候補を表明している自民新人で元衆院議員秘書の二階伸康氏(46)、無所属新人で参院議員の世耕弘成氏(61)、立憲民主新人で和歌山市議の新古祐子氏(52)、共産新人で元県議の楠本文郎氏(70)、無所属新人で政治団体代表の本間奈々氏(55)の5陣営に加え、兵庫県丹波市の政治団体代表の男性、奈良市の男性の2陣営が出席した。

説明会では、県選管や県警、郵便局、放送各社などが、選挙運動の規定や手続き、政見放送、はがきの取り扱いなどについて説明。小濱孝夫県選管委員長は「有権者の政治や選挙を見る目は大変厳しい。選挙のルールを順守し、明るく、きれいな選挙を実施するようお願いする」と呼び掛けた。