紀の川市の飲食店紹介 ガイドブック第3弾

新たに発刊された「紀の川飯ガイドブック第3弾」
新たに発刊された「紀の川飯ガイドブック第3弾」

和歌山県の紀の川市は、市内の飲食店を紹介する「紀の川飯ガイドブック第3弾」を4000部発刊した。市内の公共施設などで無料配布する。市産のフルーツを使ったカフェなど14店を新たに掲載し、計54店の料理の写真やメニューなどを紹介している。

コロナ禍で打撃を受けた市内飲食業界を支援しようと、2020年にウェブサイトやインスタグラム上で紹介を始めた。21年10月に紙媒体として第1弾、22年10月に第2弾を発刊し、現在は支援だけでなく広報の手段ともなっている。ウェブサイトには10月30日時点で117店を掲載。

ガイドブックはA4サイズ全19㌻、フルカラー。打田、粉河、那賀、桃山、貴志川の各エリアに分けて掲載している。それぞれの店舗を料理、外観、店内などの写真2枚とともに店の歴史、店主のこだわり、お薦めメニューなどを紹介している。

11月上旬から、市内2カ所の宿泊施設、市役所商工労働課、河北、河南図書館、生涯学習センター、市役所支所の全12カ所に常時設置する。市外の人にも飲食店を巡ってもらえるよう、桃の直売所40~50カ所やイベントでの配布も予定している。

市商工労働課の中村友紀主事(23)は「農園直営のカフェや地元で愛される老舗の料理屋など、紀の川市の食の魅力を存分に楽しめる一冊。お気に入りのお店を見つけ、紀の川市ならではの味わいと魅力をぜひ堪能してください」と呼びかけている。

問い合わせは同課(℡0736・77・2511)。