夜空に浮かぶ葵の紋 和歌山城でドローンショー

夜空に浮かぶ葵の紋
夜空に浮かぶ葵の紋

夜の和歌山城公園をライトアップし、夜景を楽しむ「和歌山城~光の回廊~」が24日に始まり、初日はライトアップ記念として和歌山城で初めてのドローンショーが行われた。

ライトアップは、フェスタルーチェ実行委員会の協力で和歌山市が主催。来年2月28日まで、午後5~11時に同公園内の桜並木や石垣などを幻想的に照らす。

ドローンショーは同実行委、㈱ドローンショー・ジャパンが主催。県内最多の400機のドローンが天守閣上空の夜空を彩った。

色とりどりのドローンが集まり、まずは夜空に黄金の龍が現れた。龍は円を描きながらゆっくりと上昇し、その後、伏虎や葵の紋など和歌山城ゆかりの模様に変化していった。観客からは「虎だ! 尻尾が動いてる」などと驚きの声が上がった。

大阪府阪南市からライトアップを見に来た女性(44)は、30年ぶりに和歌山城公園内を歩いたといい「ドローンも色がきれいで圧巻でした」と話した。

ライトアップは、今後も季節ごとに演出や時間を変えて開催し、春季は3月下旬~5月下旬、夏季は7月下旬~8月下旬、秋季は9月下旬~11月上旬を予定している。