古性が差し切り2連覇 競輪和歌山グランプリ

優勝した古性選手
優勝した古性選手

西日本地区で最初に開かれるレース、和歌山競輪開設75周年記念「和歌山グランプリGⅢ」の決勝戦が13日、同競輪場(和歌山市五筋目)であり、昨年の王者、古性優作(33、大阪)が差し切って1着。和歌山記念2連覇を達成した。

和歌山勢からは東口善朋(45)と石塚輪太郎(31)、椎木尾拓哉(39)が決勝に乗車。東口が9着、石塚が8着、椎木尾が6着の結果となった。

決勝戦は場内約300人が声援を送る中、スタート。番手戦の厳しい展開となり、打鐘で石塚が先行するも最終バックで松本貴治が番手をまくった。古性は粘る松本や山田英明を外からかわし、直線で差し切った。

表彰式で古性選手は「前検日からの疲労感が抜けずに4日間苦しかった。踏み込むタイミングがあったが怖かった。もう一度踏み直したら届いた。ことしは前年より良い成績を出せるよう頑張りたい」と話した。