Stars★3連覇 軟式野球W―1第20回新島杯

3年連続7回目の優勝を果たしたスターズ
3年連続7回目の優勝を果たしたスターズ

軟式野球W―1連盟(山﨑広明役員代表)の「第20回新島杯争奪新春トーナメント大会」は19日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で準決勝と決勝があり、昨年と同カードになった決勝ではStars★(スターズ)がポンデライオンズを2―0と僅差で破り、3年連続7回目の優勝を果たした。

準優勝のポンデライオンズ
準優勝のポンデライオンズ

◇決勝

Stars★
ポンデライオンズ

◇準決勝

平成建機
ポンデライオンズ 2x

Stars★
神風

(5回コールド)

投手戦を制したスターズが8チームの頂点に立った。

初回、1死から左前打で出塁した下脇が盗塁し、悪送球で三塁へ進み、返球の間に好走塁で先制の本塁を踏む。

以降、スターズ・岡本とポンデライオンズ・江川の両先発が味方の攻守に助けられながら好投した。

6回、スターズは2死から上本が右前打で出塁。続く前垣が右越に適時二塁打を放ち、2点目を挙げた。

最終7回、対するポンデライオンズは中尾の右前打と敵失などで2死ながら二、三塁と同点機をつくったが、あと一本が出なかった。

スターズの岡本瞬投手(33)は「優勝できてうれしい。状態は良くなかったが、無駄なフォアボールを少なく打たせて取ることができた」と話した。

ポンデライオンズの江川凌世投手(21)は「決勝まで来たので優勝したかったが、接戦ができたのは良かった」と振り返った。

山﨑役員代表(49)は「けがなく無事に天候にも恵まれたのが一番。みんなの協力のおかげで積み重ねて20回目を迎えることができた。これからも続けていけるように頑張っていきたい」と話した。

スターズはリーグを代表し、県内社会人軟式野球の頂上決戦「第14回和歌山シリーズ」に出場する。

新島杯は今大会で閉幕し、来年以降は北山杯として続けられる。

優勝、準優勝のメンバーは次の皆さん。

【Stars★】監督=横畑研二▽主将=木村裕也▽選手=浦広大、下脇弘信、上本奨、前垣貴斗、岡本瞬、井口慧亮、船木亮佑、前田悦希、阿部健太朗、阪井秀樹

【ポンデライオンズ】監督・主将=福島伶緒▽選手=柴田天馬、澤悠斗、辻本晃平、生駒彰久、中村謙吾、阪口郁弘、中尾将基、赤坂尚哉、江川凌世、松原慧汰、石波朋哉