6月30日に公開討論会 参院選和歌山選挙区

公開討論会への来場を呼び掛ける橋本代表㊨、岡﨑さん
公開討論会への来場を呼び掛ける橋本代表㊨、岡﨑さん

わかやま市民自治ネットワーク(橋本雅史代表)は、7月3日公示、20日投開票が見込まれる参院選の和歌山選挙区立候補予定者による公開討論会を、6月30日午後7~9時(開場は6時半)、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛1階大ホールで開く。

同ネットワークは1999年に設立した市民団体で、県内各地の首長選挙や国政選挙での際に公開討論会を主催、後援するなどの活動を続けている。

和歌山選挙区にはこれまでに、参政党新人で訪問看護会社役員の林元政子氏(51)、無所属新人で不動産会社経営の末吉亜矢氏(54)、自民党新人で元衆院議員秘書の二階伸康氏(47)、無所属新人で前有田市長の望月良男氏(53)、日本維新の会新人で県議の浦平美博氏(53)、NHK党新人で元総務省職員の本間奈々氏(56)、共産党新人で党県副委員長の前久氏(69)の7人が立候補を表明。公開討論会には19日時点で6人が出席の意向を示し、1人が未定となっている。

公開討論会は入場無料、予約不要で誰でも参加でき、会場定員は220人。当日、各立候補予定者に発言を求めるテーマは、立候補表明の動機、景気対策、地域格差、少子化対策、最も主張する政策の5項目を予定し、その他の政策テーマについて〇×で回答の上、発言する時間も設ける予定。

県庁内で記者会見した橋本代表は「投票率アップが最優先の課題。国政、県政が抱える課題について参加者、県民、国民が共有し、皆で考えていくスタイルで公開討論会を開く」と話し、立候補予定者が集まり、異なる意見を述べ合うことで「参加者は迷う部分もあると思うが、もう一度自分で確かめて、貴重な一票を投じる機会にしてもらいたい」と来場を呼びかけた。

同ネットワーク会員の岡﨑眞太郎さんも「多くの人の意見を反映できた当選者が、県民も安心できると思われるので、ぜひ投票率を上げたい」と話した。

問い合わせは同ネットワーク事務局(郵政クラブ内、℡073・431・2339)。