美しく住みよいまちへ 花王などが水軒川清掃

地域の川をきれいにして住みよいまちをつくろうと、環境美化に取り組むNPO法人砂山バンマツリ(樫原雅忠代表理事)と、湊御殿南ノ丁自治会、同市湊の花王㈱和歌山工場らは合同で、水軒川の河川敷で協働清掃活動をした。
砂山バンマツリが主催し、「水軒川クリーン大作戦」として2013年から、夏と冬の年に2回実施。同社が15年から活動に加わるなど、協力団体を増やしてきた。今回で21回目。
砂山バンマツリから約15人、同自治会から約10人、花王と関係会社の職員約210人に市の職員や議員らも加わり、計約240人が参加した。水軒川に架かる北橋から魁橋付近の両岸約2㌔にわたり、参加者は軍手をはめ、火ばさみや鎌、ほうきなどを使って、約1時間30分間活動。土手の雑草を抜き、ペットボトル、空き缶、空き瓶、発泡スチロール、たばこの吸い殻などを拾い、45㍑のごみ袋約250個分を集めた。
樫原代表理事(80)は、「多くの皆さんに参加していただき、砂山地区の“住みよいまちづくり”活動が進んでいるのを実感しています。これからも地域の皆さんと一緒に、明るく楽しく頑張っていきます」と笑顔で話した。