南野上小ロケ映画初公開 来年1月きみの海南映画祭

映画祭実行委員会の皆さん
映画祭実行委員会の皆さん

和歌山県の海南市や紀美野町にゆかりのある映画などを上映する第3回きみの海南映画祭が、来年1月17日~2月15日の土日、祝日に同市町内9カ所の会場で開かれる。地域を盛り上げる有志で構成された同映画祭実行委員会(東山直美会長)が主催。

映画を通じて地域を身近に感じ愛着を持ってもらおうと、2024年から開催している。

映画祭では、同市や同町がロケ地になった映画や同実行委員会が薦める映画など長編、短編の約30作品が楽しめる。

紀の川市出身の俳優・坂口勝紀さんの監督作品で、来年3月に廃校になる同市の南野上小学校で撮影した短編映画「ブランコの約束(仮)」の初上映が予定されている他、初日のオープニングイベントでは、熊野地方の伝承を映画化した「熊野伝説 夕凪」が上映され、製作チームも登壇する。

また、子どもたちに好評だった、笑えるゾンビ映画上映、ゾンビメイク体験がができる「ゾンビDAY」も2月8日に開催する。

全作品が鑑賞できるフリーパスチケット3000円(中高生は半額)と、1作品が鑑賞できるワンタイムチケット1000円(同)がある。小学生以下は無料(小学3年生以下は保護者同伴)。

販売場所は、海南市物産観光センター、海南市民交流センターなど。上映スケジュールなどは「きみの海南映画祭」のホームページ(随時更新)から。詳細は同実行委員会(℡090・3998・0932、午前9時~午後5時)。



映画祭期間中に最終審査を行う、海南市と紀美野町のPR動画コンペも開催。優勝賞金あり。

テーマは海南市か紀美野町をPRするもので、2分以内の動画。プロアマ問わず年齢制限もない。エントリー料は1000円。応募作品数に上限はないが、1作品ごとにエントリー料が必要。

申し込み締め切りは12月31日。映画祭開催中に一次審査の合格作品の最終審査を行う予定。問い合わせは映画祭と同じ。