お客様に寄りそう保険を 大樹生命執行役員ら来社

商品の説明をする(右から)青木執行役員と岩田支社長
商品の説明をする(右から)青木執行役員と岩田支社長

注力する保険商品などについて周知しようと、大樹生命保険㈱構造改革推進室長の青木克仁執行役員(54)と和歌山支社の岩田誠一支社長(58)らが、和歌山市福町の㈱和歌山新報社を訪問した。同社の津村周社長に目指す保険の在り方などを話した。

同支社では営業職など約70人の職員が活動し、支社の下、県内では和歌山、岩出、有田、田辺の営業部と支所を展開している。

主力商品として、健康診断の結果から健康状態が所定の条件を満たす場合に保険料が割安になる商品の販売を国内生保に先駆けて2000年に始めた。23年6月にリニューアルして対象とする医療保障の幅を拡大し充実させた。外貨建ての保険も13年に国内生保でいち早く取り扱いを始め、資産運用を目的とする若者や高齢者など、幅広い世代にニーズがあるという。

ことし8月、軽度認知障害から認知症発症後に発生する経済的な負担にも備えることができる認知症保険を発売。多様化する時代のニーズに寄り添った保険の提供に努めている。

青木執行役員は「AIによって世の中のさまざまなことが変わってきているが、『お客さまに寄り添う』という意味で人にしかできない業務がある。お客さまの幸せのために保険に価値を感じてもらえるよう、お付き合いの仕方を考えていけたら」、岩田支社長は「晴れの日も雨の日もお客さまが集まってくるような、お客さまに寄り添って守れるようなサービスに向け、職員を増やして認知度を上げていきたい」と話した。