未来に明かりをともす 二十歳を祝う式典各地で

「成人の日」を含む11、12日の両日、和歌山県内各市町で二十歳の門出を祝う式典が行われた。参加者は振り袖やスーツ、羽織はかまなどを晴れやかに着飾り、旧友との再会を喜び合うなど笑顔の花を咲かせ、社会を担う大人への決意を胸に、新たな一歩を踏み出した。対象者は8134人で、前年より110人少なかった。

和歌山市
誓いの言葉を述べる参加者代表(和歌山市)
誓いの言葉を述べる参加者代表

対象者は2995人(男1521人、女1474人)。県民文化会館大ホールで行われ、尾花正啓市長は「苦しい時は一人で抱え込まず、周りの人を頼ってほしい。ふるさと和歌山市は、挑戦し続ける皆さんをずっと応援する」と激励。参加者の代表6人は「自身の行動に責任を持ち、社会に貢献していくことを誓う。私たちは、和歌山市の未来に少しでも明かりをともしていく」と力強く述べた。県立和歌山商業高校の吹奏楽部とバトン部がお祝いの演奏とパフォーマンスで会場を盛り上げた。

紀の川市
記念撮影をする参加者(紀の川市)
記念撮影をする参加者

11日に粉河の粉河ふるさとセンターで行われ、560人のうち410人が出席した。岸本健市長は「責任と誇りを持って行動し、日本そしてふるさと紀の川市をより発展させる原動力となってください」と呼びかけた。

参加者を代表し、武田若奈さんはたくさんの人に支えられ成長してきたことに感謝し「これからは自分の言動と行動に責任を持ち、自分の夢に向かって努力し、誰かの力になれるような明るい大人を目指します」と決意。「これからの人生を前向きに歩んでいきます」と誓いの言葉を述べた。

岩出市
笑顔で記念撮影(岩出市)
笑顔で記念撮影

12日に荊本の市民総合体育館であり、634人のうち440人が出席。中芝正幸市長は「これからの未来は皆さんの手に委ねられています。失敗も学びで成長の力になります。思い切って挑戦する勇気を持ち続けてください」と激励した。

代表であいさつした福元陽誠さんは、現在約120人が所属する大学の学生団体の代表を務め、悩み立ち止まることもあるが、少しでも前に進むとそれが自信になるとし「20歳の今だからこそ挑戦する気持ちと感謝の心を大切にし、それぞれの一歩を踏み出しましょう」と呼びかけた。

海南市
仲良し5人で笑顔の出席者(海南市)
仲良し5人で笑顔の出席者

11日に市民交流センターであり、377人(男203人、女174人)を祝った。

神出政巳市長は「日々努力を積み重ね、未来を切り開いて」とあいさつ。安井悠人さんが「いろんな方の支えがあったから今の私がある。その存在がどれほど尊いものか日々実感している。今後は自分の行動に責任を持ち、社会の一員として前向きに歩んでまいります」、山下愛奈さんが「生まれ育った海南市への思いと周囲への感謝、思いやりを大切に、一日一日を過ごしていきたい」と決意した。

紀美野町
華やかに門出を祝福(紀美野町)
華やかに門出を祝福

11日に町文化センターであり、対象者51人のうち36人が出席。小川裕康町長は「ことしの1月1日で紀美野町が誕生して20年を迎えた。変化する社会の中で、自分にとって何が大切なのかを判断し、可能性を信じて夢や目標に向かって進んでください」と式辞。

参加者を代表し、北畠青空さんが「このまちで学び、遊び、たくさんの人に見守られながらこの日を迎えました。これから困難なことに遭遇しても紀美野町で培われた絆と誇りを胸にこれからの人生を歩んでいきます」と決意を述べた。