トンネル開通で10分短縮 県道海南金屋線バイパス

和歌山県海南市別所と有田川町上六川間を通る、県道海南金屋線バイパスの鏡石トンネルが開通し、18日午後3時に供用が開始された。
事業費は約200億円。2011年度から2車線のバイパス整備を進め、今回2・6㌔の同トンネルを含む4・8㌔の区間が開通した。
現在の道路は、狭隘(きょうあい)で見通しの悪いカーブが続き、地滑りの危険箇所がある道だったが、同バイパスの開通により、鏡石山越え区間が9・7㌔から4・8㌔になる。時間にすると約10分短縮され、安全面や防災、ミカンなどの産業、観光の道路として活用が期待される。
同日、巽中学校で記念式典が行われ、関係者や地域住民らが出席。鏡開きやたつみ親子太鼓の演奏、万歳三唱で開通を祝った。
宮﨑泉知事は「ようやく開通した待望の道。今後も国土強靭化を目指し整備してまいりたい」と話し、県道路協会の二階俊博特別顧問は「開通は心からうれしい。輝かしいふるさとの発展のため誓い合う一日になれば」とあいさつした。
神出政巳海南市長は「鏡石山を越える湾曲した道路を回避できることは、時間短縮や交通事故防止の抑制、災害に強い道路として県内の交通ネットワークが強化され、県中央部の発展に大いに貢献いただけるものだと期待している」と話した。式典後、通り初めが行われた。



