維新・浦平氏、中道・要氏 候補者擁立が加速

高市早苗首相は19日、23日召集の通常国会冒頭で衆院を解散し、総選挙を27日公示、2月8日投開票の日程で実施すると正式に表明した。和歌山県内選挙区でも候補擁立の動きが加速しており、和歌山1区では、19日に日本維新の会が新人で党県総支部幹事長の浦平美博氏(54)、20日には立憲民主党県連が、公明党と結成した新党「中道改革連合」の予定候補として新人でNGO委託スタッフの要友紀子氏(49)の擁立を発表。各党は急ピッチで選挙戦の準備を進めている。
維新の浦平氏は県立和歌山北高校、国士舘大学卒。高校教員や知的障害者福祉工場での就労支援の指導員、和歌山市議2期などを経て、県議1期目途中の昨年7月、参院選和歌山選挙区に党公認で立候補し、落選した。
浦平氏は和歌山市内での記者会見で、高市政権、自民・維新の連立政権への評価を国民に問い、人口減少対策や教育など連立合意に盛り込んだ政策の実行を訴える選挙になるとした。1区には自民現職の山本大地氏(34)も立候補を予定し、与党同士で戦う選挙となるが、浦平氏は「自民とバーターするのではなく、本気でぶつかり合い、是々非々で議論をし、それが国民のためになる」と述べた。
中道の要氏は大阪府生まれ、有田市育ち、県立海南高校卒業、専修大学中退。公的機関での性暴力被害者や性的少数者などの相談員、支援員、大学非常勤講師などを経て、立憲県連副幹事長を務めている。選挙区での国政挑戦は初めて。
要氏は和歌山市内での記者会見で、自身が考える中道政治とは、個人の権利、平和と民主主義、機会の平等、社会保障(セーフティーネット)の四つが大事にされるものだとし、「今の日本社会では全てが危機にひんしている。人間や社会の複雑さ、多様性を引き受け、共生社会を大事にすることで、人々の不安や恐怖を希望に変えていく」と、政権交代を目指す決意を述べた。
1区には他に、参政党新人の林元政子氏(51)がすでに立候補を表明。維新を離党した現職の林佑美氏(44)=比例近畿=は国民民主党からの出馬を予定し、21日に会見を開いて表明する。



