多様性と平和を表現 りら生の舞台練習大詰め

舞台や美術表現などの芸術を学ぶ、和歌山県紀美野町真国宮の、りら創造芸術高校(山上範子校長)の生徒は14、15の両日、午後2時から同町文化センター(同町神野市場)で発表会を開く。生徒たちの練習も大詰めで、4日には公開リハーサルを行った。
後期総合授業発表会「りらシアター」と、「第5回りら地救DAY」として発表。
本年度の学習テーマの「One World, One Planet」から、生徒らが「多様性にあふれた世界の平和とは何だろう」という一つの問いを立て話し合い、学んだことや考えたことを、ダンスやミュージカル、美術、展示などの芸術や舞台で発表する。
一年の集大成となり、両日とも2部構成で同じ内容、創作ミュージカル「Cats」の上演と、平和についての発表を行う。
「Cats」は、性格も見た目も違う多様性を、猫の世界を通して表現。タップダンスやバンド演奏、ボーカル、バレエ、殺陣など、授業で学んだことを盛り込み、歌あり、ダンスありの盛りだくさんな演目が楽しめる。
同校体育館で行われたリハーサルは、本番の衣装を着用して、1、2部の通しが行われた。
音楽が流れなかったり、踊っている途中で猫の耳が外れてしまったり、楽器の音がスピーカーから流れなかったりと課題も見つかった。リハーサルを見た講師は、心理や個性をもっとダンスで表現すること、挿入音を入れる「間」を意識することなど、改善点を伝えた。
イベントで代表を務める2年生の木村美海さん(17)は、たくさんの人に見てもらいたいといい「一人ひとりの舞台に対する思いが集結した熱量の伝わる発表です。生きる希望を届けたい」と意気込んだ。
照明、音声などの音響、大道具なども生徒たちが一から作り上げる。「Cats」に登場するごみ箱や空気入れ、傘など、生徒が製作した美術セットも見どころ。個性豊かな猫になったりら生にも注目。
入場無料。当日入場可能。座席指定開始は正午から、舞台の開場は午後1時から。問い合わせは同校(℡073・497・9111)。


