紀の川市2年連続1位 県広報コンクール

和歌山県紀の川市の「広報紀の川12月号」が「第23回県広報コンクール」の広報紙の部で2年連続の1位に選ばれた。紀の川市が1位に輝くのは通算16回目。主な取材・編集を手掛けた市長公室広報課副主査の増田智也さん(31)は「頑張った成果が形になりうれしい」と受賞を喜んでいる。
県広報協会が主催する同コンクールは、自治体の広報技術向上を目的に毎年実施している。今回は県内の市町村が2025年1月から12月までに発行・発表した広報紙、掲載写真、映像作品の中から審査。企画や文章、デザイン、写真などの点数により順位を決定。「広報紙」で市部と町村部、「写真」で一枚写真の部、組み写真の部、「映像」で入選作品をそれぞれ決めた。
広報紙の部は23点(市部9点、町村部14点)の中から、市部で紀の川と橋本の両市は同得点で1位となった。
「広報紀の川」は「ひととまちをつなぐ」をテーマに、暮らしに役立つ情報だけでなく、市内で頑張る人の姿や思いを紙面に盛り込んでいる。
12月号の特集は「再発見図書館の魅力」。河北図書館の改修・整備プロジェクトを機に、より使いやすく、行きやすくなった図書館の取り組みや、現場で働く司書の思いを紹介している。
増田さんは、図書館の温かな雰囲気が伝わるよう写真のトーンにこだわり、親子がふれあう様子などを通じて「行きたくなる場所」としての魅力を表現したという。「これからも紀の川市には誇れる部分がたくさんあるということを知ってもらえるよう、取材して発信していきたい」と話す。
編集長を務める広報課の溝上周美課長は、4人体制で制作する中「文字だけではなかなか読んでもらえない」と、職員一人ひとりが自ら撮影技術を磨き、一枚の写真に徹底的にこだわり取り組んでいるという。「広報紙が市民の皆さんにとって親しみを持ってもらい、毎月楽しみにしてもらえることが一番うれしい」と話し、今後はふるさと納税や特殊詐欺被害への注意喚起など、市民の暮らしに直結する話題も分かりやすく届けていきたいとしている。
広報紀の川は県の代表として、全国広報コンクールに出品。5月上旬に結果が発表される予定となっている。


