勤務中に子ども見守り 県教委、生保ら3者協定

和歌山県教育委員会は16日、ジブラルタ生命保険㈱和歌山支社(和歌山市)、公益財団法人日本教育公務員弘済会和歌山支部(同)の2団体と「こども見守り活動連携支援協定」を結び、県庁南別館で締結式を行った。
こども見守り活動で協定を結んで連携するのは、3者とも初めて。同弘済会は教育振興事業や教職員の福祉事業に取り組み、同社は同弘済会と提携し、教職員の共済事業を手がけており、県内全域の学校を業務で訪問する機会も多い。
協定に基づき、同社は業務車両による移動時に登下校の児童生徒らの見守り活動を実施。事故や不審者、児童生徒の気になる様子などを察知した場合、速やかに通報や学校への連絡などを行う。3者は県民や保護者、児童生徒への広報を共同で行い、活動の周知に努める。
地域住民らボランティアによる登下校の見守り隊は、高齢化などにより担い手が減少しており、企業が見守りに協力する新たな取り組みへの期待は高い。
締結式には、今西宏行教育長、同支社の上河内剛支社長、同支部の山本みどり支部長が出席し、協定書に署名した。
上河内支社長は「教職員、子どもたちのために共済事業をしてきた。新たな見守り隊としての役割を担いたい」、山本支部長は「それぞれの強みを生かした支援になると確信している」と述べ、今西教育長は「協定は大変心強い。これを機に、社会全体で子どもを見守ることが広がっていくよう願っている」と感謝と期待を話した。


