「紀州 梅真鯛梅」 和歌山一番星アワード初代GP

岩谷代表取締役(前列中央)ら受賞者の皆さん(県提供)
岩谷代表取締役(前列中央)ら受賞者の皆さん(県提供)

優れた和歌山県産品を厳選して推奨する県の認定制度「和歌山一番星アワード」で、第1回グランプリに㈱岩谷(串本町)の「紀州 梅真鯛梅」が輝き、準グランプリに㈲鈴屋(田辺市)の「デラックスケーキ」が選ばれた。20日、東京都内で開いたイベントで、流通業界関係者などの投票により決定した。

同アワードは、2008~23年度に実施した「プレミア和歌山推奨制度」に代わる新たな認定制度として25年度に創設。選ばれた県産品だけに認められる称号を「一番星」と表現し、「選び抜かれた県産品を全国、そして世界へ届ける」をビジョンとする。

第1回の認定20商品のうち、5点の審査委員特別賞がグランプリ候補となっており、決定イベントは都内の東郷記念館で開催した。5点の事業者によるプレゼンテーション、試食・試飲が行われた後、来場したメディアや流通業界関係者ら約90人と審査委員(委員長=粟飯原理咲・アイランド㈱社長)による投票を行い、最多得票の商品をグランプリ、2位を準グランプリに決定。宮﨑泉知事も出席し、祝福した。

「紀州 梅真鯛梅」は、甘酢みそで味付けした紀州産マダイのほぐし身を紀州南高梅で包み、梅の程よい酸味とマダイの上品なうまみが重なり合う。「デラックスケーキ」は、しっとりと重みのあるカステラで白インゲン豆の自家製ジャムを挟み、全体をホワイトチョコレートで包んでいる。

粟飯原委員長は、「紀州 梅真鯛梅」について「和歌山の名産品である梅を開けるとタイが入っているという意外性と遊び心、和歌山の海と山の恵みが両方同時に味わえるぜいたくさ、そして、おめでたいをもじった『うめでたい(梅でタイ)』というネーミングの素晴らしさが評価された」と述べ、「デラックスケーキ」については「和洋折衷というコンセプトが、時代をこえてなお新しい。昭和レトロを思わせる、創業以来変わらないかわいらしいパッケージもSNSでの発信力がある」などとコメントした。

グランプリを受賞した岩谷の岩谷耕三代表取締役は「商品づくりに携わっている地域の方々と喜びを分かち合うとともに、頂いた賞を励みに、引き続き、和歌山の海と山の食材の魅力、そして産地の魅力を、本州最南端の串本町から発信していきたい」と喜びを語った。

グランプリ、準グランプリをはじめ第1回認定商品の情報は、同アワード公式ウェブサイトに掲載している。

初代グランプリの「紀州 梅真鯛梅」(㈱岩谷提供)
初代グランプリの「紀州 梅真鯛梅」(㈱岩谷提供)