「春らんまん」に心躍る 小原流和歌山支部80周年

小原流家元の華やかな作品が並ぶ
小原流家元の華やかな作品が並ぶ

生け花の普及に取り組む一般財団法人小原流和歌山支部創立80周年記念花展が7、8の両日、和歌山市の和歌山城ホール1階展示室と4階和室で開かれる。伝統的な生け花からダイナミックな現代造形まで春の訪れを存分に感じられる展示となっている。

テーマは「春らんまん」。同支部の会員114人らが個人作品、合作、小原流特有の造形を並べる。

展示室の中央には第五代家元・小原宏貴さん(37)による高さ約4㍍の大作が構える。木瓜(ボケ)や万作(マンサク)など春を告げる花木に、シャクナゲ、支部会員の庭に育ったというコウモリラン、流木、球体の造形を組み合わせた。周囲は福永八千代支部長らの12の生け花で囲まれ、ともにらんまんに春の息吹が表現されている。

他にも幅4㍍、高さ2・7㍍の空間に無数の球体を配置した造形などバリエーション豊かな作品を見ることができる。

小原さんは「春に移り変わる今こそ、花をめでる一番の機会で心が踊る瞬間がある。生け手のウキウキした思いを感じてもらえたら」と話している。

午前10時から午後5時(8日は4時)まで。