選挙啓発の功績たたえ 朝稲さんに大臣表彰

表彰状を手に笑顔を見せる朝稲さん㊨と山田局長
表彰状を手に笑顔を見せる朝稲さん㊨と山田局長

選挙の管理執行や啓発活動に長年貢献した人をたたえる「国民参政135周年・普通選挙100周年・婦人参政80周年記念における選挙関係功労者表彰」の伝達式が12日、和歌山県岩出市高塚の那賀総合庁舎で行われた。県内では11人が選ばれ、唯一の総務大臣表彰を受賞した岩出市明るい選挙推進協議会会長の朝稲記美恵さん(76)に、那賀振興局の山田幸太郎局長から表彰状が手渡された。

今回の表彰は、1890年(明治23)に国民が初めて国政に参加してから135周年、1925年(大正14)に25歳以上の男子による普通選挙が確立されてから100周年、1945年(昭和20)に女性に参政権が認められてから80周年となることを記念して実施された。県内では朝稲さんが唯一の大臣表彰で、他に10人が総務大臣感謝状を受けた。

朝稲さんは2004年から同協議会の会長と委員を務め、22年にわたり啓発活動に尽力。現在は県明るい選挙推進協議会の副会長も務めている。長年、街頭での啓発活動や学校への出前授業などを通じ、選挙違反のない明るい選挙の推進と棄権防止を切実に呼びかけてきた。

表彰状を受け取った朝稲さんは「受賞は光栄でうれしい」と笑顔で喜んだ。活動の原点について「選挙は面白いものだと伝えたかった。1票が重なっていく大切さを分かってほしい」と振り返り、「岩出市の投票率を75%ぐらいまで引き上げたい。若い世代の率直な意見を聞く機会を増やし、さらに啓発に励みたい」とさらなる意欲をみせた。