社会を明るくする運動 県推進委員会が会議

社会を明るく大使の認定状を受け取る桂枝曾丸さん㊨
社会を明るく大使の認定状を受け取る桂枝曾丸さん㊨

第76回〝社会を明るくする運動〟和歌山県推進委員会(委員長=宮﨑泉知事)が27日、和歌山市の和歌山地方合同庁舎で開かれた。7月の強調月間に向け、犯罪や非行からの立ち直りを支える社会を目指して、同委員会を構成する109団体の代表らが出席し、今回の運動の実施要綱などを審議した。

今回の運動は、統一テーマに「『保護司』をはじめとする更生保護ボランティアを広く知ってもらおう」を掲げる。犯罪や非行から立ち直ろうとする人たちを支援している、保護司などの更生保護ボランティアの取り組みは国際的にも高く評価され、昨年12月に国連総会で採択された「再犯防止に関する国連準則」の中でも、推奨される取り組みの例として「hogoshi」が紹介されているが、国民の認知度は高くないことから、更生保護ボランティアの存在や役割を国民に広く知ってもらうことを今回の運動の主眼としている。

この日の推進委では、運動の主唱者代表として中村功一和歌山地方検察庁検事正が「運動を通じて国民の理解、協力をいただき、新たな被害者も加害者も生まない、犯罪や非行のない明るい地域社会の実現につなげていきたい」とあいさつし、宮﨑知事や高市早苗首相のメッセージが披露された。

運動の広報活動などに尽力している「社会を明るくする大使」には、第54回運動から23年連続で和歌山市の落語家・桂枝曾丸さんが就任し、中村検事正が認定状を交付した。

枝曾丸さんは「安心は人と関わっていること。地域の人が地域の人を守り、地域の人と一緒に暮らしていくという安心は、今では保護司の方がしているのではないかと思う。そういう安心を、社会を明るくする運動の活動一つ一つで、多くの方に知ってもらいたい」と話した。

社会を明るく大使の桂枝曾丸さん㊥と県推進委員会の皆さん
社会を明るく大使の桂枝曾丸さん㊥と県推進委員会の皆さん