拾って「捨てない」気持ちを JTの清掃に企業ら126人

拾ったごみを分別する参加者
拾ったごみを分別する参加者

日本たばこ産業㈱(JT)和歌山支社(米倉健支社長)は6日、和歌山市のJR和歌山駅周辺で、市民参加型の清掃活動「ひろえば街が好きになる運動」を実施。市内の7企業と3団体、市議や市職員、同社の社員ら計126人が地域の美化に汗を流した。

拾うという体験を通じて、ごみを捨てない気持ちを育てようと、JTが地域貢献活動の一環で2004年から全国各地の祭りやイベント会場などで展開。県内では昨年12月までに24回行い、約9000人が参加している。

同社は24年に西口広場の喫煙場所をリニューアルし、分煙環境の推進に取り組んでいることもあり、和歌山駅周辺では同年から実施。昨年は雨で中止となったため、2年ぶりの開催となった。

開始に先立ち、米倉支社長は「みんなでごみを拾って、明日以降、みんなでごみを捨てないことを継続して、きれいな状態を維持できる、そんなきっかけの日となることを願っています」とあいさつ。参加者は軍手をはめ、トングを手に西口、みその商店街、東口の北・南の4班に分かれて活動。ペットボトル、空き缶、たばこの吸い殻、壊れた傘などを拾って特設ブースに持ち帰った。参加者自身が分別し、記念品を受け取った。

参加した男性は、植え込みの中からペットボトルを回収。「一見きれいに見える場所でも、隠すようにごみがあった。捨てられたごみを拾う人がいることを知ってもらい、少しでもポイ捨てが減ればいいなと思う」と話していた。