留学生、中高生と交流会 ソロプチミスト和歌山紀ノ川

女性の地位向上や青少年育成などに取り組む奉仕団体「国際ソロプチミスト(SI)和歌山紀ノ川」(川端美恵子会長)はこのほど、和歌山で学ぶ留学生と和歌山市内の中学・高校生を招き、同市の和歌山城ホールで交流会を開いた。
SI和歌山紀ノ川は、和歌山と世界各地との友好を担う留学生との交流を長く続けており、27回目を迎えた。今回は、中高生の将来の夢や可能性を広げ、応援する「夢を拓く 中高生のためのキャリア・サポート」の取り組みと合わせ、留学生と中高生が会員と共に交流し、それぞれが異文化との出合いを体験した。
参加したのは、和歌山大学に在籍する韓国、中国、インドネシア、ブルネイ、マレーシアの留学生8人と市内の中高生6人、会員ら合わせて約30人。
交流会ではまず、SI和歌山紀ノ川で国際親善と理解行動(IGU)委員長を務め、書家である田端弓子さんが、中高生と共に書道のライブパフォーマンスを披露。参加者が見守る中、畳4畳分ほどの白い紙に「くもりない 蒼くすみ渡るそらへ 舞い上がれ 天高く」などの文を書き上げた。
続いて、ランタンを入れて優しい明かりにする筒と台座作りを体験。台座は折り紙で作り、筒になる紙には「愛」「勝」「福」など好きな文字を選んで筆で書いた。書道や折り紙は初体験の留学生もいて、楽しみながら挑戦していた。
留学生らの食文化に配慮した精進弁当で昼食をした後は、交流トーク。さいころを振り、目に応じて決められた「留学先に日本を選んだのはなぜ」「日本とあなたの国の違いは」などのテーマについて、留学生、中高生、会員が語り合い、お互いの人柄や文化の違いなどに理解を深めながら交流した。
韓国のシン・ジュンさん(20)は「書道は初めてだったけど、みんな優しく教えてくれた。日本に来て2カ月、この交流会でいろんな会話ができてすごくうれしかった」と話し、他の留学生からは、日本文化の体験、自分より若い中高生との交流などが印象深かったとの感想が寄せられた。
川端会長は「留学生にとって、きょうの体験が和歌山での思い出として残ってくれることを願っている。中高生にとっては、留学生との出会いを通して、世界に目を広げる機会になればうれしい」と話していた。


