母校発展と絆の深化を 日大校友会県支部が総会

日本大学校友会和歌山県支部の総会が18日、和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で開かれ、約60人の校友や来賓が出席。母校の発展への寄与と、相互の絆を深めることを誓い合った。
あいさつに立った島三博支部長は、着実に改革が進む母校の現状にふれ「日大で学んだ誇りを胸に、それぞれの立場で母校を支えていきたい。ここ和歌山でも多くの校友がさまざまな分野で活躍しており、本日はそのつながりを改めて確認し、活動をさらに活性化させる機会にしたい」と話した。
議事では、2025年度の事業報告や会計報告、26年度の事業計画案、役員改選などが報告・提案され、全ての議案が原案通りに可決・承認された。
「和歌山を宇宙県に」 串本古座高の藤島さんが講演

総会に続いて行われた講演会では、同大理工学部航空宇宙工学科の卒業生で、県立串本古座高校で「宇宙探究コース」の専門教員を務める藤島徹さんが、同校での宇宙教育の取り組みを紹介。「和歌山から宇宙飛行士を誕生させたい」と熱い夢を語った。
藤島さんは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)での勤務経験を持ち、2023年4月、串本古座高校に着任した。
講演では、同コースには現在1年から3年生まで計17人の生徒が在籍し、自炊生活を送りながら学んでいることを紹介。「宇宙に関する『本物』の体験を通じて、物事の本質・楽しさを理解し、自分で追究して学ぶことを目指している」と話した。
宇宙観測やドローンプラグラミング、模擬人工衛星や缶サットの実習など、独自の体験型カリキュラムを紹介。岩出市根来の㈱赤井工作所から無償貸与されたパラボラアンテナを校舎の屋上に設置し、衛星データの分析や活用について学びを深めていることなどを報告した。
また、大学の研究室訪問などの見学プログラムを行い、宇宙関連企業への求人開拓も積極的に進めていることを伝えた。小型ロケット・カイロスの4号機にも期待を込め「和歌山をもっと元気にしたい。和歌山県イコール宇宙県としたく、頑張ります」と話した。


