元気に100歳をお祝い 尾﨑市長が前田さんを訪問

敬老の日(21日)を前に、和歌山市は本年度中に100歳を迎える市内の高齢者に対する記念品の贈呈を始めている。14日には尾﨑太郎市長が同市福島の看護・介護付き老人ホーム「はーとふる和歌山」を訪れ、入居する前田貴久惠さん(99)と面会し、長寿を祝った。
尾﨑市長は、国からの祝い状と銀杯、市からの記念品を前田さんに贈り、「おめでとうございます。長生きしてくださってありがとうございます。これからもお元気で、来年もお会いしたい」と言葉をかけた。施設からも「祝百歳」のカードを添えた花束が用意され、運営会社の㈱はーとふるの酒井美那子社長が前田さんに手渡した。
前田さんは大正15年(1926)、すさみ町に生まれ、55歳で和歌山市に移住。昨年夏に同施設に入居するまでは、家事など身の回りのことは自分でこなしてきた。夫や実子には先立たれたが、孫が4人、ひ孫が6人、やしゃごが2人いて、「孫たちが優しくしてくれます」と笑顔を見せる。
100歳の祝福を受けたことには「こんなにしていただいて申し訳ない思い。ありがとうございます」と恐縮しながらも喜んだ前田さん。元気の秘訣(ひけつ)は「何でもよく食べること」で、施設の食事も毎日楽しみにしている。孫たちに囲まれながら、「120歳まで長生きしたい」と話していた。
市高齢者・地域福祉課によると、本年度中に100歳を迎える市内の高齢者は1日時点で162人(男27人、女135人)。尾﨑市長はこのうち18人の訪問を予定している。


