地域と育つ企業目指す 日本生命の朝日社長が来社

今後の展望を語る朝日社長
今後の展望を語る朝日社長

日本生命保険相互会社の朝日智司社長(63)がこのほど、和歌山市福町の㈱和歌山新報社を訪れ、津村周社長に今後の展望や、地域における企業の在り方などを語った。

大阪府出身。1987年に京都大学経済学部を卒業し、入社。東京中央総合支社長や取締役執行役員などを歴任して昨年4月、社長に就任した。

2023年に同社と県が包括連携協定を結んだ際、副社長として県庁での締結式に臨んだ。締結以降、同社は「医療費白書」の自治体への無料提供や物産展、スポーツ振興、がん啓発活動などを県と実施。和歌山の地域課題に応じた独自の取り組みとして、小学生向けの森林学習なども展開しており、「連携協定を軸に地域に根差した活動をしていきたい」と話す。

同社は毎年8~11月にがんの検診受診を促す活動を全国一斉に実施。県内においては、がん検診の受診率がワースト上位であるため、同社がアンケートなどで集めたデータを自治体らと連携して活用し、受診率向上や住民の健康意識の変革を図っている。

本業である国内生命保険事業の価値向上に加え、貢献活動が各支社職員のモチベーション向上などにつながっていることにふれ、「その土地の課題に応じてさまざまな活動を行い、公共性を高められれば。地域と共に成長していく会社づくりを目指したい」と話した。

趣味は読書。休日は15歳の柴犬とスローな散歩を楽しんでいるという。

また同日、朝日社長は県庁を訪れ、宮﨑泉知事に本年度の医療費白書を手渡した。県庁をはじめ、県内の19自治体に順次配布していく。