雷鳴響き、停電も 20日午前は大荒れの天気に

 近畿地方の梅雨明け発表(17日)後の20日午前、和歌山市の上空が厚い雨雲に覆われ一時的に雷を伴う激しい雨が降った。

 関西電力によると同市の島橋西ノ丁や楠本などでは、雷が原因とみられる停電が670件(午前11時現在)発生した。また、吉田地区のマンションでは、雷が原因とみられる警報器の誤作動があり、消防車などが出動する騒ぎがあった。

 和歌山地方気象台によると、市では午前10時9分から1時間当たりの降雨量が26㍉(強い雨)を記録した。数日前まで上空を覆っていた太平洋高気圧が弱まり、南からの暖かく湿った空気が入ってきたことが原因という。