紀美野「豪掌」初出場 12日~全日本軟式野球大会
12日から15日まで広島県で開催される高松宮賜杯第56回全日本軟式野球大会(2部)へ、紀美野町の「剛掌(ごうしょう)」が出場する。チーム結成1年目で勝ち取った全国切符。自慢の打撃力を武器に「狙うは優勝」とチーム一丸燃えている。
代表者で紀美野町下佐々の小西侑祐さん(25)が地元や大学、高校時代の友人らに声を掛け、昨年秋に連盟へ加入。ことしの4~6月に行われた海南・海草支部、県、近畿の各予選を勝ち上がった。
メンバーは紀北や大阪の20代17人。甲子園出場選手を含めて元高校球児ら全員が学生時代に野球の経験がある。チームの売りは打撃。勝負強さが光る主砲の向井友崇選手を中心に、状況に応じたバッティングが持ち味の西村友憲、長打力のある東泰良、思い切りのいい松井聖樹の3選手が引っ張り、大量得点をたたき出す。投手陣は小西、城野寛仁の2選手が軸。予選ほとんどの試合で相手をコールドで下している。
全国大会は開催地と各地区予選を勝ち抜いた強豪合わせて32チームがトーナメントで激突。初日は開会式が行われ、13日に5会場で1回戦16試合、14日に4会場で2・3回戦計12試合、最終日に広島市で準決勝2試合と決勝が予定されている。
剛掌の初戦は13日午後1時10分から三次市の三次きんさいスタジアムで津田クラブ(香川)と対戦。小西さんは「モットーの楽しさを大切に、海南・海草支部、和歌山の代表として精いっぱい戦ってきたい。予選からの勢いそのままに高いモチベーションを維持できればいい結果が残せるはず。優勝を目指して頑張ります」と闘志を燃やしている。
メンバーは次の皆さん。
小西侑祐、城野寛仁、山下晃司、向井友崇、西村友憲、松井聖樹、東泰良、河野領、橋田椋介、中村祐二、木場勇太、原拓巳、田中宏幸、東田和倫、納谷光、玉川博基、辻田博之