女子は西脇2連覇 和歌山県中学総体駅伝
県中学校総合体育大会第34回男子・第27回女子駅伝競走大会が、 このほど白浜町の旧南紀白浜空港跡地周回コースで開かれ、 女子の部で西脇が2連覇を飾った。 男子の部は松洋が制した。 男子6区間18㌔に49校、 女子5区間12㌔に43校が挑み、 女子では1区からトップに立った西脇が前回と同じ4つの区間賞を獲得するパワーで他を圧倒。 独走で2年連続の全国切符を手にした。 西脇は男子も4位と健闘。 前回(6位)代表に1歩届かなかった近畿大会へ、 アベック出場を決めた。
前回までの起伏に富んだ紀美野町のコースから、 今回は平坦なコースになったが、 タスキを肩に力走する選手たちの頑張りは変わらず、 男女ともに熱い戦いが繰り広げられた。
先にスタートした女子は、 序盤から西脇・津田がレースを引っ張り、 1位で2区につないだ。 2位には5秒差で粉河・川口、 3位に17秒差で衣笠・木村が続いた。 2区では西脇・湯垣がトップを守り、 東陽・山本 (祥) が2位に、 明和・田中が14位から5位に追い上げた。 後半の3区間を西脇は中井、 土山、 清水と快走。 着実にリードを広げ、 2位東陽に53秒差をつけゴールテープを切った。 3位は明和、 4位岩出、 5位白浜だった。
前回より4校増えた男子は、 1区で明洋・濵窄が飛び出し、 2秒差で日進・大森、 4秒差で貴志川・有松が追う混戦となった。 2区で松洋・大石がトップを奪い、 下津二・坂口、 亀川・藤代が追う展開となった。
3区では上位争いに富田・大仲が加わり、 4区で3連覇を目指す下津二・才力が5位から一気にトップに立ち、 岩出・並松が2位に上がった。 5区で松洋・池内が3位から逆転。 6区では亀川・松尾の追撃も届かず、 松洋・福田が38秒差で逃げ切った。
優勝校は、 12月16日に、 山口県セミナーパーク・クロスカントリーコースで開催される第20回全国中学校駅伝大会に県代表として出場する。 女子2連覇を達成した西脇のメンバーは次の皆さん。
《西脇女子》津田夏実、 湯垣七彩、 中井愛理彩、 土山栞奈、 清水望未