反射材入りの帽子と手袋 島精機とJAFなど開発

 暗い夜道、 おしゃれな反射材で安全に。 コンピューター横編み機メーカー㈱島精機製作所 (和歌山市)、 反射素材メーカー㈱丸仁 (福井県)、 日本自動車連盟 (JAF) は共同で、縫い目のないニットを作る島精機の 「ホールガーメント」 技術と、 糸状の反射材を使った帽子と手袋を開発。 JAFの総合観光情報サイト 「JAFナビ」 (http://jafnavi.jp/) で販売を始めた。

 丸仁が、 反射素材を糸にして製品化しようと、 島精機に協力を求め、 その取り組みに賛同したJAFが加わった。

 帽子は、 島精機の子会社の東洋紡糸工業㈱の高級カシミアを使用。 折り返し部分にグレーの反射網糸が編まれている。

 色は、 ダークベージュ、 ラベンダー、 オリーブグレー、 ダークネイビーの4種類 (定価各9880円、 会員価格各8400円、 税・送料込み)。

 手袋はアルパカウールなどで作られ、手の甲の部分に反射網糸が編まれている。色は男性用がセピアモカ、 女性用がモカの各1種類 (定価各6300円、 会員価格各5250円、同)。縫い目がなく、 着け心地が良いのが特長。

 島精機は 「さまざまな分野で使われているホールガーメントの技術を知ってもらうのに、 いい取り組みができた。 今後もいろいろなお客さまと一緒に製品を開発していきたい」 と話している。