和歌山市7連覇 U―14クラブチャンピオンシップ男子バレー

 中学1、 2年生を中心にした第7回県U―14クラブチャンピオンシップ・男子バレーボール大会が15日、 和歌山ビッグウエーブで開かれ、 和歌山市選抜のチームWAKAYAMAが7連覇を決めた。 県新人大会優勝の河北、 準優勝の明和を軸に編成したチームは、 初戦から他チームを圧倒。 決勝でも抜群の攻撃力で、 日高選抜をセットカウント2―0で下し、 大会がスタートして以来、 負け知らずの完全優勝の記録を更新した。 県ブロック選抜優秀選手強化練習会として行われた女子は西牟婁が制した。

 ◇男子決勝
和歌山市2(25―18、25―16)0日高

 和歌山市選抜のチームWAKAYAMAは河北4、 明和6、 高積1、 開智1のメンバーで編成。 監督は東の山田浩一氏が務めた。

 日高選抜と対戦した決勝は、 第1セットを25―18で先取。 第2セトは序盤、 日高が4―0とリードを奪ったが、 和歌山市選抜は宇治田、 田村の力強いスパイクが決まり、 同点からすぐに逆転に成功した。 両選手とセッター寺田とは小学生バレーの福島のチームメートで、 中学校ではライバルでも同じコートでは、 息のあったプレーで得点を重ね、 大きくリードした終盤は、 3連続サービスエースで一気に25―16とし勝利を握った。

 和歌山市選抜の山田監督は 「合同練習する時間は少なかったが、 自主的にできる力のある選手たちだから安心して見ていられた」 とした。 宇治田主将は 「練習は3回だったが、 チームワークはとても良かった。 今度は単独チームで近畿を目指したい」 と次の目標へ意欲をみせた。

 《和歌山市選抜・チームWAKAYAMA》部長=東正之 (東和) 監督=山田浩一▽コーチ=内藤雄介 (開智) ▽マネジャー=中谷元城 (河北) ▽主将=宇治田陸 (河北) ▽選手=田村龍宝、 立花瑞樹、 竹中晴 (以上河北) 福田敦士、 山本佑稀斗、 佐口綾治、 吉田有輝、 西川大輔、 寺田倭 (以上明和) 原田翔馬 (開智) 楫本竜生 (高積)