「和の輪」広がる マリーナで伝統文化発表会
日本の伝統文化の発表会 「和の輪」 が15日、 和歌山市毛見の和歌山マリーナシティ内アドベンチャーホールで開かれ、 約800人が舞や歌に酔いしれた。 地域に文化の輪を広げようと活動している 「和の文化を守る会」 (長谷川健市代表)が主催。
発表は3部構成で行われた。 1部では 「和の歌・舞」 をテーマに和歌山在住の約120人が日本舞踊、 詩吟剣舞、 琴、 津軽三味線、 民謡、 水墨画など、 日本の伝統文化をそれぞれ披露した。
国内外で活躍している日本舞踊(やまと舞)の講師、 やまとふみこさんは、 赤の艶やかな着物をまとい、 重厚感ある謡いに合わせて登場。 ゆっくりと軽やかに扇子や足を動かし、 迫力のある歌声と舞で観衆を魅了した。
発表会は全国各地で月1回のペースで開かれており、 長谷川代表 (68) がプロデュース、 京都府の横山優さん (67) が演出を手掛けている。