トップ当選は井神さん 岩出市議選
任期満了に伴う岩出市議選は27日、 投開票が行われ、 新市議16人の顔ぶれが決まった。 定数が前回より2議席減り、 3人オーバーの少数激戦となった。 トップ当選は現職の井神慶久さん(58)=無所属、 清水=で、 1406票を獲得。 現職1人、 新人2人が苦杯をなめた。 投票率は岩出町時代を含めて過去最低の47・99%だった。
当選者の内訳は現職13人、 前職1人、 新人2人。 党派別では公明3人、 共産2人、 無所属11人。
選挙戦では、 現職が実績や強固な後援会組織を背景に前哨戦から支援者回りなどで支持票を固め、 新人は浮動票の獲得に奔走した。
新人最多得票の梅田さんは引退を表明している女性議員の応援を受け、 支持を拡大。 当選したもう一人の新人の西野豊さん(57)=無所属、 金池=は850票を獲得し、 前回の雪辱を果たした。 前職では昨年の市長選で知名度を高めた尾和弘一さん(65)=無所属、 根来=が再選した。 政党の公認候補は公明の3人が上位を占め、 共産の2人も議席を死守した。
投票率は前回(54・74%)を大幅に下回った。 投票所別では押川集会所が唯一80%台の85・71%でトップ。 最も低かったのは中島会館で28・49%だった。
当日有権者数は4万860人で、 投票者数は1万9607人だった。