昨年の災害復旧費132億円 近畿2府4県
近畿財務局は15日、 近畿2府4県の平成24年の災害復旧事業費の査定結果を発表。 1450件、 132億2200万円となり、 台風12、15号で大きな被害が出た23年 (1万453件、 1061億3900万円) より大幅に減少した。 府県別では、 和歌山県が最多の45億1400万円、 奈良県が34億1200万円、 京都府が26億7900万円で続き、 3府県で全体の約8割を占めた。
要因は、 23年の台風12号が原因とみられる和歌山、 奈良両県での地すべり災害、 24年8月の京都府の豪雨災害となっている。
施設別でみると、 道路が73億2200万円で55・4%を占め、 次いで河川が22億5900万円 (17・1%)、 林道が11億5100万円 (8・7%) だった。