「東急ハンズ」和歌山初出店 8月末まで期間限定

 ことし5月16日に開店40周年を迎える高島屋和歌山店 (和歌山市東蔵前丁、 中戸秀和店長) は日頃の感謝の気持ちを込めて、 3月6日から県内初出店となる生活雑貨大手、 東急ハンズの 「トラックマーケット」 を皮切りに8月末まで、 地域に密着したさまざまな記念イベントを展開する。

 今回のイベントは、 「地域との共存・共生」 をテーマに掲げ、 高島屋和歌山店と和歌山市駅前商店街、 南海電鉄、 行政が協力して企画を行うことで、 周辺市街地、市駅全体の活性化にも取り組んでいく。

 6日からは、 3階の特設会場約200平方㍍のスペースで 「トラックマーケット」 (8月末まで) を開き、 季節商品の他、 キッチン、 雑貨、 健康・リラックス用品など約3000アイテムが並ぶ。

 16~24日は、 店内9カ所で花と洋服をコラボさせた 「華道作品の展示」 や小学生を対象にした 「子ども生け花教室 (24日)」 (県華道家協会協賛)、 1階の食料品会場では北海道フェアを開く。

 4月は 「全国人気スイーツフェア」、 5月は15~21日を 「大誕生祭」 と題して、 地元出身のアーティストによるミニライブ、 市駅前商店街 「復活 朝市」 (15日)、 雑賀孫市 「鉄砲隊」 武者行列&演武&鉄砲実演」 (16、 18日)、 和歌山電鐵貴志川線 「たま駅長」 代理の一日店長 (16日)、 和歌山 「ゆるきゃら祭り&ゆるきゃらグランプリ」 (19日)、 和歌山大学 「和歌乱」 紀州よさこい踊り路上ライブ (19日) の他、 和歌山の良さを伝える紀州の物産展 (仮称) 「龍神温泉観光と龍神村物産展」 などを予定している。

 中戸店長 (47) は 「感謝の気持ちで今後も地域に根ざしたさまざまなことを考えていきたい。 ぜひ遊びに来て楽しんで」、店長代理の森下雅男さん (57) は 「40周年を、 次の50周年を迎えるための契機の一つにしたい。 地域の人と一緒に (店の) レベルを高めていけるように頑張っていく」 と意気込んでいる。

 問い合わせは同店 (℡073・432・1101)。